あわてんぼうの女王さま

yahoo!からはてなへ 女王さまの旅は続く

敬老の日

 
もう10年以上前ですけど
 
医師夫が町内の役員をした時期がありました。
 
本来なら もっと年長の方がなさるべき役職でした。
 
うちとお隣さんで、上の役職とヒラと担当してくださいということで
 
うちは文男も医女タマゴもまだ幼稚園
 
夜の役員会なんて出られないし
 
医師夫は社会性が皆無
 
お隣は、子供さんたちは既に自立され、夫婦ふたりに犬ころ一匹
 
当然 そちらが上の役職をなさってくださると思っていたら
 
なんと!!!
 
そいつら トンズラしやがって
 
じゃなくって 役員をやるくらいなら引っ越します。って
 
ホントに 引越しちゃいました!!!!
 
まあ それから 町内は大騒ぎ
 
「そんなの出来ません
 
うちも引っ越します」
 
そう言ったら
 
役員の方々に
 
「ちゃんと後任を決めてから引っ越せ」と言われましたよ~~
 
他人には優しい医師夫
 
「わかりました お引き受けします」
 
な~~~んて言っちゃって
 
仕事は全部女王に振って
 
自分はな~~~んにもしないの。
 
 
で、 敬老の日のお話です。
 
「市から敬老のお祝いの品が届いたので、取りに来てください」
 
地区の方から連絡があり、公民館に取りにいきました。
 
当時 女王の住んでいたところは、その10年くらい前に出来た団地だったので、
 
敬老の日対象者」も10名くらいでした。
 
いまは その三倍くらいはいらっしゃるようです・・・
 
公民館で会った他の団地の方はダンボールにいっぱい敬老の記念品を抱えていましたが
 
女王は持っていった風呂敷にチョイと包んで車に載せ
 
ブ~~ン
 
老人クラブ代表のおうちに行きました。
 
「こんにちは~~ 敬老の日の記念品をお持ちしましたので、老人クラブの方に配ってください」
 
すると 代表のおじいちゃま
 
「ぬあんだと!!!! ワシに配れだと!! 老人クラブ代表になって10年(てことは85歳か?)
  
 
 敬老の日の記念品を配れなどと言われたことはない!!!」
 
と いきなり怒鳴られちゃった~~
 
シキマおねえさまによると 認知症の初期は怒りっぽくなるようですが・・・
 
「あ 申し訳ありません。私が配ります」
 
ってことで、名簿を見ながら 配りました。
 
幸い
 
今、問題になっているような不明の方はいらっしゃいませんでしたわ。
 
 
 
 
でもさ~~ 児童クラブの配り物は児童クラブの役員が配るし
 
婦人会のは婦人会が配るんだから
 
老人クラブのものは 老人クラブが配れば いいんじゃないのかな~~
 
って 思う女王は若かった
 
あとで聞いたら
 
老人クラブのお世話は婦人会がやるのよ。この町内は口うるさいジジイやババアばかりだから
 
老人クラブに任せたら、うまく行かないの」
 
ふ~~~ん そういうもんなんだ
 
敬老の日 毎日が敬老の日じゃないとイケナイと思うけどね。