ネタが街へやってくる
世の中には 二通りの人しかいません。
ネタの降ってくる人と
待ってても ネタの降ってこない人
女王さま
またネタに見舞われました。
ここは 新しくて 穴場
ご近所のお年寄りばかりです。
本日も仲良しそうなババアが３人
その会話のうるさいこと
洗い場の はじっこから 端っこと湯船でしゃべるから
お風呂場に 会話がひびいいて うるさくて うるさくて
で、ふと 会話が聞こえないと思い 髪を洗ってた女王さまが振り返ると
ババアが 一人 倒れてる！！！！！
それまで 一緒に喋ってたババア達
ただ オロオロするだけです
女王さま 倒れてるババアAのとこに駆け寄り
とにかく
「大丈夫ですか？」と 声をかけました。
「はい」と顔をあげたババアA 顔色が真っ青
で、脈をとりました
あ、大丈夫
で、あっかんべ～をしたら
下瞼が 真っ白
これは貧血ですね。
非常呼び出しを探したのですが
見当たらない
で、オロオロしているババアの一人ババアBに
「だれか呼んできてください」って 言ったんだけど
みんな素っ裸ですよ。
そして 皇太后は 最初は興味津々で見ていましたが
飽きたのか
体を洗い出しました。
もう一人いたババアCも 髪の毛を洗い出し
倒れたババアAの友達らしき ババアBだけが
大丈夫？ 大丈夫？と声をかけていました。
で、非常呼び出しが 見つからなく
「トイレにあるんじゃないか？」 と見たけど ない
すでに上がって脱衣場にいたババアDに
ちょっとだれか呼んできてくれませんか？って言ったんだけど
ドライヤーで髪の毛を乾かしてて
こりゃ ダメだ
その瞬間 友達らしきババアB タオルだけ体に巻いて
出ていきましたよ！！！！
そして お風呂場で 待っていると
スタッフがやってきて
女王さまと二人で 倒れたババアAを抱えて 脱衣場に連れていきました。
しばらく 休んでいると ばばあAは顔色も 良くなり
スタッフに任せて
女王さま お風呂に戻りました。
皇太后 とっくに 体も洗い
「上がるね～～」って 上がりました。
この間 女王さま 素っ裸～～
それから 体を洗い 温泉につかり
まったく のんびりできず 妙に疲れました。
お風呂から出るときに
ババアBCに
「おねえさん ありがとう」って言われたけど
これは 人として当たり前のことをしただけ
とっとと上がった 皇太后
大広間で 寛いでた・・・
「いい事したね～～」って満足そうでした。
多分 大広間で喋ってた人に 自慢してたんでしょうね
だれか 温泉で人助けをしたことのある人 手を挙げて！！！
あ、非常ボタンは なんと お風呂場から出てすぐのとこ
だけど 全然目立たない色でした。
帰りに フロントで
「もっと目立つようにしないと」って 言いました。
