慟哭
あの日 尾根で我が子の名前を叫んでいた母
33年経って ずいぶんとお年を召されていた
それでも しっかりとご自分の意見を静かに しかし 怒りを込めて話された
なぜ 一人で飛行機に乗せたか
ずっと後悔されたのではないのか
最後の最後まで 母を呼びながら 泣きながら座席にしがみついていたのではないか
周りの方々も、自分のことだけで精一杯だったでしょう
一人でどんなにか 怖かったでしょう・・・
空に駆け上っていってしまった少年
犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
そういうことがあって
ワタクシは 子供の一人旅には 賛成いたしかねます。
夏休み 空港には 子供の一人旅が溢れています。
いざというときに 人の情けにすがってまで
一人で電車や飛行機に乗せる親心が
わからないです。
続く